絶不調でデリーまで飛ぶ。【2014/Rishikesh】

インド行きのエアチケット。
トランジット好きなのだが、この春の旅で結構しんどい思いをしたので今回は直行便を選択。
成田からデリーまでの直行便はANAAIR INDIAの2社、到着時間や金額を検討してエアインディアに決定。

リシケシへはデリーからタクシーで移動する。
6~7時間くらい。

このルートしかないと思っていたら、最近はデラドゥンまで飛行機で来て、そこからリシケシまでタクシーで30分という
超ラクチンなルートが出来たの出そう!
デリーからデラドゥンまでは大体1時間程のフライトで、デラドゥンからリシケシまではタクシーで40分くらいなのだそう。

ただし、デリーから国内線への乗り換え時間がタイトなので成田~デリーが遅れたら大変。
手荷物を受け取り国内線へと移動するのですが、この手荷物がなかなか出てこない(笑

なので、この楽チンなデラドゥンルートを使う場合はデリーで一泊した方が安心かも。

ただし国内線での荷物の重さは15kgまでなので、荷物が多い場合は鉄道かタクシーの方が楽。

 


さてさて、
成田エクスプレスで空港第2ターミナルへ。

チェックインに長蛇の列が出来ていてびっくりする。

インド行きだから当然といえば当然なのだが、大勢のインド人が並んでいて
彼らはカートや荷物を置いたまま何処かへ行ってしまい、前が進んでいるのに持ち主が帰って来ないから後列は全く動かず、新しくチェックインの人が並び、さらに列が長くなっていく…
というマコトにインドっぽい風景が成田から展開されているのであった。

チェックインに時間がかかったので、すぐに搭乗口へ。
機内持ち込みのリュックにはPC、本、手帳、化粧品や折り畳んだpatagoniaのパーカーが入っている。
PCや携帯は必ず出してセキュリティチェックを受けなければならない。
今回PCをAir Macに変えて正解!なんて軽くて薄いんだ!
前回までは白いMacBookを重たい思いをして持って来ていて、重いし厚みもあるし出し入れが結構大変だった。
AirMac最高!

と内心喜んでいたら、リュックのポケットに入っていたライターを指摘される。
キャンドルやお香を点火するのに入れておいたのだけれど機内持ち込みしちゃいけないのよね…うっかりしてました

座席指定していなかったのでどんな席になるのか運を天に任せていたら、真ん中辺りのブロックの一番後ろ、後ろは壁、通路側、斜め後ろはトイレ、というなかなかラッキーな席でホッとする。しかも隣は空いてるし!
心なしか座席のピッチが広いような気もする。



 席に落ち着くと、体調の悪さがドッと襲って来た。
いつもだったら飛行機の旅を存分に楽しむのだけれど、とにかくゆっくり休む事に専念する。
オレンジジュースを飲みながら配られたピーナッツを食べ、鎮痛剤を飲む。
自分の体力を過信していたな、長い旅の前は余裕を持ったスケジュールが必要だ…なんてことを思っていたらいつの間にか眠っていた。
 
 
周囲のざわつきで目が覚めると、食事だった。
薬が効いたのか、痛みも治まりいくぶん気持ちも明るくなって空腹も覚えていたので食べることにした。



事前に特別に頼まなくても、ベジかノンベジか選べる。すかさずベジを選ぶ。

予約しなくてもベジかノンベジか選べる。これはベジ。

決して美味しいとは言えないけれど、このインドの機内食が結構好きだ。

 

食事は2回出た。


ベジサンドイッチ。果物の瑞々しさが嬉しかった。タルトは食べなかった。

 

鎮痛剤を飲みマスクをしてブランケット2枚にくるまってひたすら眠った。

目が覚めるとオレンジジュースと水を飲み、また眠るを繰り返した。

自分の中では結構時間が経っていると思っても、飛行位置を確かめるとまだ全然だったりして

薬のせいもあり、瞬間ごとの眠りが深かったのだろうな。

 

2回目の食事が出る頃には、映画を見る気力も湧いてきた。

ハリウッド映画でキャメロン ディアス主演の『The Other Women』。

ラブラブな恋人には実は家庭があって、さらに他にも恋人がいた!妻、恋人2人は結託して浮気男を懲らしめる、というコメディ。

面白かった。もう一度観たいな。

 

40分以上遅れて成田を飛び立ったエアインディアは、その分きっちり遅れてデリーに到着した。

 

 

海と旅とsolaとゆめ。

旅に目覚めたアラフィフのおもにインド旅の記録です。