アシュタンガヨガの練習は日の出とともに始まります。
が、シャラ(アシュタンガヨガの学校)がopenする期間に世界中から生徒が訪れるので、レジストレーションをする時に、グル(師)から練習開始時刻を告げられます。
生徒は、例えば朝6時から、と言われればその時間にすぐに練習が始められるようにシャラで待つ。
シャラス(現在のグル)か、サラスワティ(シャラスのお母さん)が「next come in!」と言ったら練習場に入ります。
練習中には一切水分を摂らず、目や鼻に入って辛いとき以外、汗も拭きません。
お水を飲んでしまうと、もともと持っているアグニ(一人一人が持っている生命の火、力)がヨガの練習によってさらに燃えているのを消してしまうらしい。それに何ていってもお水を飲むヒマがない。
なので練習後、生徒たちはシャラの目の前に来るココナッツジュースに群がるのです。
生温いこのジュース、超美味い!ってワケでは全然なく、南インドのこの風土の中で飲むから美味しく思う。練習後のカラダに染み渡る感じ。
飲み終わったらおにーさんにお願いして割ってもらう。そしてカケラで中の白い果肉をすくって食べます。それが好き!
練習して心もカラダもすっきり空っぽの胃に、一日の最初に入って来る食べ物が新鮮なココナッツだなんて嬉し過ぎる。
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