ゴクラムの夜明け。【2010/March】


 

blue houseの屋上から、陽が昇るのを毎朝眺めた

 

眠っていた街がざわざわと動きだし目覚めていく

空気の移ろいが好きだった

 

どこかで鐘のようなものが鳴り出し

祈りを捧げる声が街中に響く

 

冷んやりした肌が

朝陽に照らされて温められてゆく

 

今日という日が生まれる

 

今日という日を迎えられたこと

今日も目覚めたこと

この場所にいること

 

自分を取り巻くありとあらゆる存在へ感謝せずにはいられない

 

太陽に祈りを捧げご挨拶する。

 

今日を、ありがとうございます。

 

 

 

 

海と旅とsolaとゆめ。

旅に目覚めたアラフィフのおもにインド旅の記録です。