アタマの中は常に考えで一杯で脳が緊張したまま頭痛に歯痛、瞼も浮腫んで重けりゃ首肩背中凝りもパンパンという、、まあ要するに絶不調で始まったインドの日々。
具合悪けりゃ休んで寝ていればいいのだけれどヴァータなので行動せずにはいられないのですね…
具合悪けりゃ休んで寝ていればいいのだけれどヴァータなので行動せずにはいられないのですね…
8時くらいまでゆっくり寝て、シャワーと洗濯を済ませ、ちょうど太陽が一番強くなる10時過ぎから行動開始。
わざわざ一番暑い時間を狙うようにして動いちゃうあたり、鎮痛剤の重なる服用で判断力が鈍り、どうかしていたとしか(今は)思えない。笑
わざわざ一番暑い時間を狙うようにして動いちゃうあたり、鎮痛剤の重なる服用で判断力が鈍り、どうかしていたとしか(今は)思えない。笑
でもね、リシケシに来たならば、やっぱりこの風景が見たいわけです。
ああ、10月初旬のgangaはまだちょっと茶色かったのね。。。Tapovanというエリアから降りて来て、ラクシュマンジュラに行く途中の景色。好きな道の一つです。毎日通っていても、いつも止まって見ちゃう。
ラクシュマンジュラというのは橋の名前です。
ジュラ(Jhula)=橋
少し下流にはラムジュラという橋がかかってて、ラクシュマンジュラからラムジュラへ抜ける川沿いの道があるのです。
誰が言い出したのか、『ババロード』。
ババ=サドゥー=修行者
ババがたくさん居るからその名が付いたという。
宿からババロードに行くには、ラクシュマンジュラを渡り商店街を抜ける必要がある。
2年前と変わらず今日も渋滞。人や牛やバイクが通ります。猿には要注意。日本人的譲り合い精神はここでは忘れ、ただひたすら前進する強い意志が必要です。
病んでいる身体と心にはちょっと辛いこの渋滞っぷり。
人がいようが牛がいようがクラクションを盛大に鳴らしながらバイクが通る。そうでもしない限り通り抜け出来ないのです。そしてインド人は後ろからクラクション鳴らされてもどきません。笑
あくまでもgoing my way!!
クラクションは「バイク居るぜ。通ってるぜ」って意思表示なので、明らかに危険という場合を除き、人は進路を譲る必要はないみたいです。(ラクシュマンジュラルール)
クラクションは「バイク居るぜ。通ってるぜ」って意思表示なので、明らかに危険という場合を除き、人は進路を譲る必要はないみたいです。(ラクシュマンジュラルール)
これだもの。商店街を抜け、ババロードからganga beachへ!犬も牛も放し飼いです。
お昼寝中のサドゥーを横目にガンガーへ。
3年前にラムジュラで買ったコレが、gangaを欲していたようです。
めちゃくちゃ疲れていて、樹の下で寝ているババの様に、本当は木陰で横になりたかった。ゆったりすればいいのに、何故こんなにも自分に苦行を強いているのだろう(笑
30分以上歩いて汗だくの身体に、霊峰ヒマラヤの雪解け水は凛と気持ち良かった。
この体調の悪さを、アタマの忙しさを、もやもやを、ドロドロをどうにかして下さい、、浄め流して下さい
この体調の悪さを、アタマの忙しさを、もやもやを、ドロドロをどうにかして下さい、、浄め流して下さい
宿にはみちさんという美しい先輩yoginiが居て、有り難い事に一番苦しい時に薬を分けてくれたり一緒に病院に行ってくれたり何かと気にかけて下さったので、心細い思いをすることなく具合の悪さを満喫(笑)出来ました。
身体って、不思議ですね。
身体って、不思議ですね。
あ、これヤバいわ、この痛さは…ああ、なんで歯医者行っておかなかったんだワタシーーーー!インドで抜歯か~?!そんな経験はいらない!ってちょっとヤバさを感じると、急激に回復へのスイッチが入るよう。
良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら1週間は過ぎていった。何のカルマだろう???いやいや、今までの自分の不摂生というか、自分自身を大切に扱わなかったことが原因なのだ。
暑い中ラムジュラ~ラクシュマンジュラを殆ど毎日往復し陽が傾く前に戻り、夕方は自室でヨガ、という生活。
最悪に具合悪い時でも、夜の足湯だけは欠かさなかった。お風呂のバケツに熱いお湯を溜めて、塩と重曹とエッセンシャルオイルを。熱めのお湯に、出来れば差し湯をしながら足を温めると快方に向かうスピードが早くなるような気がした。
ババロードを通るたび、自分とこの土地とが少しずつ馴染んでいくのが分かった
私はとても参っていて、とても疲れていて
そこにインドのこの圧倒的な力強いエネルギーの中に在って、見失ってしまった自分に戻るにはこうするしかなかったのだな、と思う。
そこにインドのこの圧倒的な力強いエネルギーの中に在って、見失ってしまった自分に戻るにはこうするしかなかったのだな、と思う。
回復した今、苦しい1週間を過ごしていた私を抱きしめてあげたい。
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